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水の汲み置きだけで塩素は抜ける?ミジンコの為に水道水の残留塩素を調べてみた

投稿:2018-10-26 14:46  更新:

ミジンコの飼育水を作る時に使う水の残留塩素についてちょっとした実験をしてみたのでメモします。

ミジンコはもとより、メダカや熱帯魚等の水生生物を飼育する時は塩素抜き(カルキ抜き)をした水道水を使う事が多いいですが、塩素抜きの方法も色々あるので「これでちゃんと抜けてるの?」というのが気になり調べてみました。

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カルキ抜きの方法

オーソドックスなやり方ですが「中和剤、汲み置き、浄水器」でちゃんと塩素が抜けているのかを調べます。

  • 中和剤(ハイポやコントラコロライン)を使う
  • 水道水を汲み置き(屋外と室内)
  • 浄水器を使う

汲み置きに関しては更に、

  1. 屋外で日光に半日当てる
  2. 室内の明るい窓際に半日放置
  3. 室内の暗い場所に半日放置

という条件も追加します。

塩素の測定方法

塩素が抜けているかどうかの判別方法ですが、今回はDPD試薬という残留塩素が測定できる薬剤を使って判定します。

これは水中の遊離残留塩素というものがどれ位残っているかを「色」で判定する試薬で、塩素が残っていればピンク色に抜けていれば透明のままとなるのでそれで判断できます。

塩素の計測については他に結合残留塩素を測る試薬もありますが、こちらは遊離残留塩素が検出されない場合にサブ的に検査する試薬みたいです。今回は簡易テストという事もあり遊離残留塩素だけを確認します。

DPD試薬の使い方ですが、今回使った試薬は10mlの水に薬剤を1包溶かすタイプの物です。比較用に薬剤を入れない水道水を横に置いて塩素が検出されるかどうかを調べていきます。

DPD試薬の注意点として、塩素の有無に関係なく時間が経過すると水はどんどんピンク色になっていきます。なので、試薬を入れて混ぜたら素早くチェックします。

測定結果

それぞれの結果を写真付きでまとめます。

水道水

まずはDPD試薬で塩素を検出できるかのテストです。

場所は東京都ですが水道水にはしっかり塩素が含まれているようで試薬がピンク色に反応しました。

ミネラルウォーター

次は市販のミネラルウォーターにこの試薬を入れてみます。

こちらは比較用の水と比べても遜色無い透明で、塩素は含まれていないという結果になりました。

浄水器の水

先程の水道水を浄水器(クリンスイ)で通した水です。

こちらも塩素は検出されませんでした。

塩素中和剤

水道水に中和剤(エーハイム4in1)を使用した水です。

こちらも塩素は検出されませんでした。

日光に半日当てる

水道水をペットボトルに入れて晴れた日に屋外に放置した水です。

時間は半日程度ですが塩素がしっかり抜けていました。

室内の窓際に半日

上記と同じ日、同じ条件で陽の当たる窓際(南東)に置いた水です。

室内とはいえ日に当てたので塩素が抜けるかと思いきや全然抜けてないです。窓ガラスを挟むだけでこんなにも違うんですね。

室内で半日

こちらも同じ日、同じ条件で陽の当たらない室内に置いた水です。

半日だと少しも抜けないだろうとは思ってましたが案の定という結果です。ちなみに更に放置して翌日も計測してみましたが結果は変わりませんでした。

時間が立てば塩素は薄れていくらしいですが、手軽に使える方法じゃないと飼育水に向かないのでミジンコの室内培養をする場合は、中和剤か浄水器を通した水を使うのが簡単そうです。

ミジンコの水に塩素中和剤は使える?

最後に、中和剤を入れた水をミジンコに使って良いかどうかについて。

結論から言うと中和剤を使った水でミジンコは飼育できます。

また、家庭用の濾過器を使用した水でも問題なく爆殖を確認できています。

インターネットの情報で中和剤を使ったらミジンコが死んだとか、家庭用濾過器の水は必要な物まで取ってしまうと言われてますがそこまで神経質になる事はないみたいです。

屋外飼育だったら水を張って数日放置すれば簡単にカルキ抜きも出来ますが、室内だと実験結果の通り放置だけじゃ塩素は抜けないのでどうしても中和剤か濾過器が欲しくなります。

当初は「数日汲み置けば室内でも塩素は抜ける」と勘違いしていて、その水にミジンコを入れてましたがそれでも問題無かったので、ミジンコは小さいようで中々タフな生き物です。

以上、簡単ですがカルキ抜きの実験は終わりです。

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プロフィール

管理人:だふに屋

淡水魚が好きで、人生の殆どの期間で何らかの魚を飼育しています。

飼育魚の餌用にタマミジンコを飼い始めましたが、ミジンコってかなり奥が深い… 爆殖して喜んだり激減するミジンコに頭を悩ませつつも、ミジンコ培養を楽しんでいます!

このブログはミジンコ培養に役立つ情報を書いていきます。